兼業農家の増加、そして農作業請負者の増加のため、一軒当たりの作業面積の拡大が進んでいます。それに伴い、省力化も進んでいます。
最初に肥料を撒いて、それで1年の施肥作業を終えることができる一発肥料という商品があります。
近年異常気象が多く、様子を見て追加で肥料を撒く追肥が必要となることもありますが、この一発肥料の需要は増えています。
弊社が基本的にお勧めしている一発肥料の材料です。
この硫黄コーティング肥料が配合された商品を取り扱い続けています。
一方、樹脂でコーティングされた資材を混合した一発肥料もあります。
こちらの方が、一般的になっています。コスト面ではメリットがあります。
ですが、原則弊社では硫黄コーティング肥料を提案しています。
それはなぜかというと、コーティングしている樹脂は、分解されずに残ってしまうからです。
やがて田んぼから流れ出し、水路から川へと流れていきます。
殻のまま、もしくは崩壊して細かくなって流れ出したら、その樹脂はどうなっていくでしょう。
樹脂は分解されずに残る。
一方、硫黄だと微生物によって分解され、硫黄自身も肥料として作物に利用されます。
プラスチックによる環境への負担も注目されている情勢ですし、こういう環境保全、持続可能な社会を目指すため、一つの方法として認知度が上がれば良いと思っています。
一方、樹脂だと水稲に使用する場合は、硫黄より肥効が安定するなどの長所もあるのも事実です。
そして、硫黄コーティング肥料は、野菜生産の場面にも使用されています。
一度施肥して、追肥の作業が軽減されること。環境面での貢献。
省力化と環境保全、その両面で貢献できるよう、硫黄コーティング肥料の推進に努めていきたいと思っています。
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