硫黄被覆肥料による取り組み

代々弊社で営み続けているアグリ事業。


地元の生産者様に対し、肥料や農薬のご提案をしております。


また、秋に収穫される「コシヒカリ」を中心とする地元のコメを、全国に販売しております。


私たちは、硫黄被覆資材でコーティングされた「硫黄被覆肥料」を推奨しております。


被覆肥料(よく一発肥料といわれています)には、「プラスチック被覆肥料」と「硫黄被覆肥料」があります。


「プラスチック被覆肥料」の被覆材質は、プラスチック。圃場に残った被覆殻は自然分解されず残存してしまいます。


一方、「硫黄被覆肥料」の被覆材質は硫黄なので、土壌中の微生物により自然分解されます。また、硫黄自身も作物にとっての栄養となりますので、品質にも環境にも良い一面があります。

そんな硫黄被覆肥料を推進する取組を、この度、農水省のホームページに掲載して頂くことができました。

【プラスチックを使用した被覆肥料代替技術活用事例集より】

弊社では、主に水稲とネギの生産者に硫黄被覆肥料をご利用頂いております。


どちらも追肥をせずに収穫でき、圃場にプラスチック殻を残さずに、かつ作付けから収穫までに必要な営農活動の省力化に成功しました。


以前、硫黄被覆肥料を利用して収穫されたネギを、地元のラーメン屋さんに使用してもらう取り組みをしました。


この取り組みを福島放送様のニュースや、新聞にも取り上げて頂くことができました。


2022年、JA全農をはじめとする様々な農業団体からも、使⽤済みプラスチックの適正処理、排出量の抑制、海洋への流出防⽌などの観点から、資材の製造、流通や利⽤に関係する取組がスタートしております。


弊社も引き続き、硫黄コーティング肥料の推進をはじめ、生分解性マルチや緩効性肥料の推奨など進めてまいりたいと思っております。